Rita's art of life.

人間の研究をしています。

批判するほど羨ましい話。

 

もう今年の4分の1が過ぎようとしていますね。

早いもんです。年末年始から今日まであっという間の飛ぶような日々。

 

私は毎年春分秋分あたりで鬱っぽくなるのですが、今年は傾向を掴んでいたのと、

仲の良い友人たちが会いに来てくれたので、かなり浅くやり過ごすことができました。

ハッピー。よかったー。

 

 

今日はね、タイトルにもある「批判するほど羨ましい話。」

昨日久しぶりにパートナーシップの話をがっつり深めにしたわけです。

多夫多妻とか、乱婚とかね。

 

多夫多妻とか、叶恭子さんのポリアモリーとか、主に賛成。

というかヒトという動物的にもそっちの方が自然だよね

っていう話をしてました。

(この辺の内容はまた書くので割愛。)

 

そこで同じく久しぶりにベッキーの不倫騒動の事例が出た!

一連の芸能人不倫報道の口火を切ったのが彼らだったと思うけど、

どう考えても、あまりにも批判する人が多すぎた。

 

自分の人生に1ミリも関係ない、他人の不倫を

どうしてそんなに取り上げる?どうしてそんなに声高に批判する?

というのが私の意見な訳だけど、

やっぱりそれには理由があると思うんですよ。

 

それが、タイトルの

 

批判するほど羨ましい。

 

ってやつ。

 

 

人は、抑圧している欲望を目の前で叶えている人がいたら、

ものすごく苛立ちを感じる。

 

「え?私はこんなに我慢しているのに?この人なんなの?」

という感情。

 

たとえば、ワガママな女が嫌いみたいな人は、

「自分はワガママしないで良い子にして空気も読んで、周りのこと考えて動いてるっつーのに、あの子なんやねん。(私だってホントは好き勝手したいのに!)

 

ってこと。

 

 

だから、ベッキーの不倫は

正直、羨ましい人が多かったんだと思う。

 

「私は旦那のために尽くしているのに、俺は彼女のために遊ばないで早く帰るようにしているのに、あいつら何なん。」と。

 

「ホントは心ときめいた人がいたらデートの一つや二つしたいし、

タイプのイケメンと気持ちよく酔っ払ってたらそのままホテルにでも行きたいし、

旦那のことは大切だけど、年下の男子に迫られたりとかちょっとばかしあってもいい。

 

でも、それは世間的には浮気とか、不倫とかいうやつで、

いわゆる不貞行為なわけで、ご近所の目とか、友達からの見られ方とか、

色々考えるとダメだよね。うん、私はしない。(できたらいいけどさ。)」

 

 

みたいのが積み重なってくるとどうしてもね。

 

いつも笑顔で可愛くて、みんなから好かれてる、みたいな女性が

不倫までするんかーい!!!!許せん!!キーっ!!!!

 

みたいになるんだと思いました。

 

 

じゃなかったらどうでもいいでしょう。

会ったこともない人の不倫。どうでもいい。

 

 

つまり、自分の中に強く批判の心が生まれた案件に関しては、

もしかしてすっごく羨ましいんじゃないでしょうか?


という話でした。

 

Rita.