【研究発表】自分への還り方 ①
①疑問に向き合う
本来の純粋な自分に還ること。
全ての始まりは、疑問を持つところから、そしてその疑問を無視せず真剣に向き合うことから始まると思います。
仕事や家事など、日々の生活があまりに忙しいと、私たちは心に浮かんだ疑問を簡単に流してしまいます。
たとえば私が小中学生の頃に抱いていた疑問は
相手を思いやれる良い人になるにはどうしたらいいのだろうか?(なりたいけどなれそうにない)
毎日満員電車に揺られる生活を、果たして自分は40年するのだろうか?(全くイメージできない)
と考えていました。
そして大人になり仕事を始めてからは、
自分は何をするために生まれてきたんだろうか?
という疑問が常にありました。
自分に還るヒントになり得る純粋な疑問を、幼い頃から持っていたにも関わらず、私はそのことをすっかり忘れて部活動や受験勉強、就職活動に打ち込んでいました。
そしてその結果、とんでもないブラック企業に就職しました。
その企業はとある食品メーカーで、1日6時間、裸足でトイレ掃除をしたのち腰痛で歩行困難になり、たったの1ヶ月で退職しました。
就職した瞬間に、「それは自分の行くべき道じゃないぞー!!!」
という調整がドーン!と飛んできて、横から車にぶつかられたような感じでした。
もちろん当時はそんなことはわからないので、大学を出してもらって働くことすらできない自分にただただ落ち込み、親や周りに顔向けできないと思っていました。
心に湧いた疑問を無視し続けると、突然の体調不良や怪我、離別、死別など思わぬ形で強制的なシャットダウンがやってきます。
自分の魂が今世に望む本当の疑問=命題であればなおさら、いつか絶対に無視できない状況を作られます。
わたしは、ふだん仕事(生活のための仕事)で忙しくしていると、自分の第六感からくる疑問に思いを馳せることが全くできません。
目の前のタスクを裁くことが最優先になってしまい、心の空きスペース=自分に向き合う時間がなくなってしまいます。
いまは自分の心に何か疑問が湧いてきたら、1日何もせず、ノートに思い浮かぶことを書き出したり、海や山に行ってボケーっとしたり、スマホを見ないようにして、空白の時間を持つことをできる限りしています。
ハードな事態が発生するまえに、自分から積極的に疑問に向き合っていくようになってから、突然のシャットダウン(倒れる、体調不良など)はなくなりました。
純粋な疑問は、自分に還るための、自分からのギフトだと思っています。
貴重な自分からのお届け物、大切にしています。
①疑問に向き合う
でした。
②自己分析をする
に続きます。
Rita.