イチロー選手の引退インタビューと、映画「この世界の片隅に」を観て感じたこと。
どんな時代にも、どの人にも、
それぞれの苦しみがあって、
それはその本人にしかわからないこと。
一人一人がそれを抱えて生きているんだということに想いを馳せれば、少しだけ人に優しくなれるかもしれない。
‘自分が何をやるか、やらないか
どんな人生にするべきなのか’
という、正解はないけど選択肢のある悩みは、
苦しい中でも幸せな部類の苦しみだと私は思いました。
過去に、進路選択に悩んでいた頃、
恩師が言ってくれたことばがあります。
「悩めるということは幸せなこと。選択肢があるということだから。」
人によっては、一択しかない状況の人もいる中で、
悩めるというのは、ちょっとだけ贅沢なことなんだろう。
でも、正解がない中で自分だけの正解を探して生きるのも、とっても大変なこと。
人によって感じ方は違うし、どっちが大変とは言えない。
わかっているのは、みんなそれぞれに苦しいこと辛いこと、悲しいことがあって、
それでも生きているということ。
それをちゃんとわかっておかないと。
自分だけが辛いと思い込んでいたら、不満が溜まって他者を攻撃してしまうだろうな。
みんなそれぞれに荷物を抱えて、一生懸命生きているんだということ。
その点においては、全員が同じ仲間なんだということ。
すぐには実践できないかもしれないけど、少しだけ周りの人に優しくしたいと思いました。
イチロー選手の引退
https://www.asahi.com/articles/ASM3Y2P89M3YUTQP001.html
https://www.youtube.com/watch?v=MoschCm4-XE
映画「この世界の片隅に」