【研究発表】幸せなパートナーシップ⑤
続きです。
前の記事を読んでいない方ははじめからどうぞ。
その人と出会ったことで私のパートナーシップに関する研究は1つの答えに向かって進んでいきました。
自分のパートナーとして理想の相手が現れた、また好きになれる相手が現れたということにまず大きな感謝を持っています。
(ちなみに私の理想は、味覚と話と体の相性が合う人、一緒に晩酌できる人、一人暮らしして自立している人。)
運命の相手は自分が決める、ということを体験していたので、
私はこの人を愛していこうと決めるためにも、今まで同時進行で遊んでいた他の男性との関係を全て清算しました。それだけ心が動く時間を過ごさせてもらったんだと思います。
しかし決めた途端にある問題が私の前に立ちはだかりました。それはとても苦しいものでした。
自分のことを好きになれず、自分に自信がない所、そして自分の感情抑圧し、お酒で解放しているところ。まるで自分がそのまま目の前にいるようなとても刺激の強いミラーリングを見せつけられました。
最初はいつもの通り、この人よくしなければ、この人を助けなければと思っていたけど、それが丸々自分の課題だと気づいたとき、本当に心が苦しくて向き合うのを避けたくて、このままもう会わずに逃げてしまいたいと思いました。
そして彼を好きになっていく一方でお互いに自分のことをちゃんと愛せていない2人に先はないんだなということを気づいてしまっていました。
それも認めたくない目を背けたい事実でした。
人生を歩いて行くとき人は仕事に没頭したり、家庭に逃げ込んだりすることで自分の人生を放棄することができます。
しかし自分の人生から逃げていった結果が依存であり、残るのはこんなはずではなかったのにと言う後悔と他責の念。
本当に自分の人生の責任を取って、自分が主人公として、絶対に自分を幸せにすると言う気持ちがなければ、誰と付き合っても、どの仕事をしても結果は同じことになります。
私はこのことを20代前半に仕事を通して学んでいました。知識として知っていました。
でもそれはわかったつもりで、できていなかった。それが今回パートナーシップと言う形で同じように浮き上がってきました。
自分の人生の責任を取る。自分の心の底から愛する。自分を必ず幸せにすると自分に誓う。
そんな心持ちでいることが、本当に生きている意味を実感できる仕事や、心の底から幸せを感じられるパートナーを得ることにつながるのだと思う。
結論として、真のパートナーシップと言うのは自分の人生に責任を取っていくと決めた人にだけ与えられるものであり、その決意をさらに後押ししていくような、ときに厳しくもあり、ときに力強い支えにもなる、もう1人の自分なのだと思う。
表面だけの恋愛、浮気、不倫。そういったものはただのままごとでしかない。
自分の人生を見ないふりをするための道具といってもいいだろう。
自分の人生を絶対に幸せにすると決意した人だけに送られるギフト。それが本当のパートナーシップである。
第一幕終わり